
新生児訪問ってご存じですか?~赤ちゃんとの新しい生活を、助産師・保健師がサポートします~
出産を終えて、赤ちゃんとの生活が始まると、
「母乳やミルクはこれで足りているのかな?」
「赤ちゃんの体重はちゃんと増えている?」
「泣いてばかりだけど大丈夫?」
「私もちゃんと眠れていないけど、このままでいいのかな……」
そんな疑問や不安が次々に出てくることがあります。
そんなときに利用してほしいのが、「新生児訪問」です。
新生児訪問は母子保健法に基づき、市町村が実施する制度です。
今回は鹿児島市の新生児訪問についてお伝えしたいと思います。
目次
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赤ちゃんの成長を確認してもらえる
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「こんなこと聞いていいの?」を気軽に聞ける
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赤ちゃんだけでなく「お母さん」のことも相談できる
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家庭での「実際の困りごと」を見てもらえる
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不安をひとりで抱え込まなくてよくなる
新生児訪問って、どんなもの?
鹿児島市では、助産師・保健師がご自宅を訪問し、赤ちゃんやお母さんの健康、子育てについて相談できる「新生児訪問」を無料で実施しています。
赤ちゃんの体重測定をはじめ、
- 母乳・ミルクなど授乳について
- 夜泣きや寝かしつけ
- 赤ちゃんのスキンケア
- 上のお子さんとの関わり方
- お母さんの体調や産後の生活
など、子育てに関するさまざまなことを相談できます。
原則として、産後28日以内の産婦さんと新生児が対象ですが、28日を過ぎた場合でも対応しています。
新生児訪問を受けるメリットは?
「特に困っていることはないから、わざわざ訪問してもらわなくても……」
そう思う方もいるかもしれません。
でも、新生児訪問のよさは、「困ったときに相談する」だけではありません
赤ちゃんの成長を確認してもらえる

自宅で赤ちゃんの体重を測ってもらい、成長の様子を確認できます。
特に新生児期は、
「体重は増えているかな?」
「母乳が足りているのかな?」
と心配になりやすい時期。
実際の赤ちゃんの様子を見てもらいながら、授乳について具体的なアドバイスを受けられるのは大きな安心につながります。
「こんなこと聞いていいの?」を気軽に聞ける
育児を始めたばかりの頃は、ちょっとしたことでも気になります。
「おっぱいを飲む時間が短いけど大丈夫?」
「寝ているけど起こして授乳したほうがいい?」
「お風呂のあとの保湿はどうしたらいい?」
病院を受診するほどではないけれど、気になることってありますよね。
新生児訪問では、そんな小さな疑問も相談して大丈夫です。
「こんなこと聞いていいのかな?」と思うことこそ、ぜひ聞いてみてください。
赤ちゃんだけでなく「お母さん」のことも相談できる

新生児訪問は、赤ちゃんのためだけのものではありません。
出産後のお母さんの体調や、睡眠、食事、育児への不安などについても相談できます。
産後は、体がまだ回復途中なのに、昼夜を問わず赤ちゃんのお世話が始まります。
「ちゃんとしなきゃ」と頑張っているうちに、自分のことは後回しになってしまうことも。
助産師や保健師に今の状況を話すことで、自分では気づかなかった負担や困りごとに気づけることもあります。
家庭での「実際の困りごと」を見てもらえる
病院や相談窓口では、赤ちゃんを抱っこしたり授乳したりする場面を、普段の生活とは違う環境で行います。
新生児訪問なら、ご自宅での生活を実際に見てもらえるので、
「ベビーベッドの置き場所はここで大丈夫?」
「授乳するときの姿勢がつらい」
「上の子が赤ちゃん返りしていて……」
など、家庭での生活に合わせた具体的なアドバイスを受けることができます。
不安をひとりで抱え込まなくてよくなる
産後の1か月は、赤ちゃんとの生活に慣れていく時期であり、お母さん自身の心身も大きく変化する時期です。
厚生労働省も、新生児家庭訪問について、産後の親子の健康状態を確認するとともに、不安の緩和を目的とした支援として位置づけています。
「これでいいのかな」と思ったときに、専門職に話を聞いてもらえる。
それだけでも、育児への安心感は変わってきます。
そして、もし継続した支援が必要な場合には、産後ケアなど、その後の支援につながるきっかけにもなります。
「相談することがない」人にもおすすめです
新生児訪問というと、
「育児に困っている人が利用するもの」
と思われるかもしれません。
でも、そんなことはありません。
困っていることがなくても、
「今の赤ちゃんの成長を確認してほしい」
「このやり方で合っているか見てほしい」
「これからの育児について少し話を聞きたい」
という気持ちで利用して大丈夫です。
むしろ、困りごとが大きくなる前に専門職とつながっておくことは、安心して育児を続けるためにも大切です。
新生児訪問の申し込み方法
鹿児島市ホームページまたは母子手帳の『お母さんセット』内の新生児訪問連絡票のQRコードから電子申請でお申込み頂くと、2週間程度で担当の助産師・保健師からの日程調整の連絡があります。
※担当助産師の携帯電話から連絡が入る場合がありますので、日中つながる電話番号をご入力ください。
※申請後1か月経っても連絡がない場合は、鹿児島市母子保健課へお問い合わせください。
お問合せ:鹿児島市こどもみらい局 母子保健課 TEL:099-216-1485
鹿児島市以外の方はそれぞれの市町村にお問合せください。
里帰り出産の方へ
鹿児島市民の方が市外へ里帰りしている場合は、鹿児島市から里帰り先の市町村へ訪問を依頼することができます。
また、里帰り出産で県外・市外などから鹿児島市に滞在中の方も訪問を受けることが可能です。まずは住民票のある自治体へお問い合わせください。
赤ちゃんとの毎日を、ひとりで頑張らなくて大丈夫
赤ちゃんが生まれたら、すぐに「ママ」になれるわけではありません。
赤ちゃんと一緒に過ごしながら、少しずつ親になっていくものです。
わからないことがあって当然。
不安になることがあって当然。
「これでいいのかな?」と思って当然です。
新生児訪問は、そんなお母さんと赤ちゃんのところへ、助産師や保健師が直接会いに来てくれる大切な支援です。
ひとりで悩み続ける前に、誰かに話してみる。
その一歩が、育児を少し楽にしてくれるかもしれません。
マミィ助産院でも、赤ちゃんのこと、おっぱいのこと、育児のこと、産後のお母さんの心と体のことなど、さまざまなご相談をお受けしています。
「こんなこと相談していいのかな?」ということでも大丈夫です。
赤ちゃんとの新しい生活を、ひとりで頑張りすぎないでくださいね。