【産後ママシリーズ④】産後、涙もろくなるのは心が弱いからじゃない

【産後ママシリーズ④】産後、涙もろくなるのは心が弱いからじゃない

理由もなく涙が出る。
赤ちゃんを見て泣く。
自分に自信がなくなって泣く。

「私、こんなに弱かったっけ?」

そう思っているなら、まず伝えたいことがあります。

それは——
あなたの心が弱いわけではありません。

産後は、心が揺れやすい時期

出産直後、妊娠中に高く保たれていた女性ホルモン(エストロゲン・プロゲステロン)は急激に低下します。

この急激な変化に、慢性的な睡眠不足が重なります。

ホルモンの変化 + 寝不足。
心が不安定になりやすい条件は、十分すぎるほどそろっています。

涙が出やすいのは、体の変化の中にいるサインでもあります。

でも、こんな状態が続いていませんか?

もし

  • 2週間以上、強い落ち込みが続く
  • 何をしても楽しいと感じられない
  • 赤ちゃんが可愛いと思えない自分を責めている
  • 食欲が極端にない/眠れない
  • 「消えてしまいたい」と考えてしまう

こんな状態があるなら、それは産後うつのサインかもしれません。

産後うつは、珍しいことではありません。

特別な人がなるものでもありません。頑張ってきた人ほど、なりやすいこともあります。

産後うつは“気合い”では治りません

「母親なんだから」

「もう少し頑張れば大丈夫」

そうやって自分を追い込む必要はありません。

産後うつは、きちんとケアすれば回復が期待できる状態です。

そして、早めに相談するほど、回復も早いといわれています。

どこに相談すればいい?

ひとりで抱えなくて大丈夫です。

  • かかりつけの産婦人科
  • 心療内科や精神科
  • お住まいの自治体の保健センター
  • 地域の助産師や助産院

どこからでも構いません。

「ちょっとつらいかも」その段階で相談していいのです。

助産院は、心のケアをするところでもあります

助産院って、実は「何をしている場所か」あまり知られていないんですよね。

産後ケアというと、
「赤ちゃんを預けて休む場所」と思われがちです。

もちろん、それも大切な役割です。

でも実は、一番多いのは――

「話を聞いてもらって、涙が出た」

そんな時間です。

否定されない場所。
急がされない時間。
「それは大変だったね」と言ってもらえる安心。

それだけで、心が少しほどけることがあります。

それが、回復のきっかけになることもあります。

母乳外来も同じです。
ケアをしながら、ゆっくりお話をしています。

話だけ聞いてほしい。

それでも、もちろん大丈夫です。

マミィ助産院は、体だけでなく、心も整える場所でありたいと思っています。

最後に

産後は、ひとりで頑張る時期ではありません。

支えられていい。
助けを借りていい。

もし今、少しでもつらいなら、それはあなたが弱いからではなく——ちゃんと頑張ってきたからです。

マミィ助産院はいつでもママたちを応援していますよ。