産後ケア事業とは? 〜ママと赤ちゃんを支えるサポート〜

産後ケア事業とは? 〜ママと赤ちゃんを支えるサポート〜

こんにちは、マミィ助産院です。
最近「産後ケア」という言葉を耳にすること、増えてきましたよね。
でも、実際にどんなことをしているのか、よくわからない…という方も多いのではないでしょうか?
実は鹿児島市は、全国に先駆けて1996年に「産後ケア事業」をスタートした自治体なんです。
マミィ助産院も鹿児島市の委託を受けて、2004年から産後ケアを提供してきました。
おかげさまで今年で21年目。最初は市内に2か所しかなかった施設も、今では10か所以上に増えています。
出産は、女性にとって大きな節目のひとつ。
でも、そのあとに待っている育児や身体の回復は、想像以上にハードです。
そんなママたちを支えるためにあるのが「産後ケア事業」。
今回は、その内容や利用方法、メリットなどをわかりやすくご紹介します。

産後ケア事業とは?

産後ケア事業とは

産後ケア事業とは、出産後のママと赤ちゃんを支援するための自治体のサポートサービスです。
心身の回復を促し、育児の不安を和らげることを目的としています。提供スタイルはさまざま。
自治体が主導するタイプ、助産院・病院・民間施設が行うものなど、地域によって異なります。

主な支援内容

産後ケアでは、ママと赤ちゃんに合わせたサポートを受けられます。内容は主に以下の4つ。

産後の身体ケア

• 助産師による健康チェック
• 授乳や母乳ケアのアドバイス
• 骨盤ケア

心のケア・心理的サポート

• 産後うつの予防やカウンセリング
• ママ同士の交流・おしゃべりタイム
• 育児に関する相談全般

育児のサポート

• 沐浴の仕方・抱っこ・寝かしつけなどの指導
• 母乳とミルクのバランスについての相談
• 赤ちゃんの生活リズムの作り方

一時的な休息

• 授乳以外の時間に赤ちゃんを預かり、ママの休息をサポート

産後ケア事業のメリット

産後ケア事業とは

「利用してよかった!」というママの声はたくさんあります。具体的にはこんなメリットが。

産後の体調回復がスムーズに

専門的なケアによって、無理なく体を整えることができます。

育児の不安がやわらぐ

困ったことがあればすぐ相談でき、ママとしての自信にもつながります。

気持ちに余裕ができる

しっかり休むことで、育児が少し楽しく感じられるように。

産後うつの予防にも

ホルモンの変化や睡眠不足による不調も、サポートがあると安心です。

利用方法(鹿児島県の場合)


鹿児島県内では、ほとんどの自治体で産後ケア事業が利用できます。
手続きや内容は自治体によって異なるため、以下のステップで確認しましょう。

自治体のサービス内容をチェック

お住まいの市町村のホームページや保健センターで確認を。

施設を選ぶ

産後ケアには3つのタイプがあります:
• 宿泊型
• デイケア型
• 訪問型(ご自宅でのサポート)
施設ごとに対象となる月齢やサービス内容、オプションが異なるため、事前の確認がおすすめです。

申し込み手続き

電子申請や窓口での申請など、方法は自治体によって異なります。詳しくは各自治体の案内をご覧ください。

おわりに

産後は、ママの心と体が大きく変化する大切な時期です。
そんな時に「産後ケア事業」を上手に活用することで、少しでも安心して子育てを始められるお手伝いができたら嬉しいです。

「こんなことで相談していいのかな?」と思うことでも、気軽にお問い合わせくださいね。

マミィ助産院では、見学・ご相談も随時受付中です。
お気軽にお電話またはメールでお問い合わせください。TEL 099-263-5503