
リトミック~音楽と動きで育つ子どもの力~
こんにちは!マミィ保育園です。
リトミックを聞いたことがありますか?
マミィ保育園では、月に1度、講師の先生によります、リトミック保育を取り入れています。
音楽を通して子どもの成長にどのような影響があるのか、ご紹介していきたいと思います。
目次
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☆手遊び、わらべうた、季節の歌などで保育者と触れ合いながらスキンシップを深める
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☆動物の真似をしたり、ピアノのリズムに合わせて歩く、止まる
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☆楽器や布などを用いて、音の強弱やリズムを表現する。
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リトミック講師 馬渕 奏子(Kanako Mabuchi)先生のご紹介
1 リトミックとは・・・
スイスの音楽教育家エミール・ジャックダルクローズによって考案された教育法です。
音楽やリズムを用いて、身体・感情・思考をバランスよく育てることを目的としています。
主に幼児教育に取り入れられており、リトミックでは「できる・できない」を競うのではなく、
・音を聴く集中力
・動きで表現する力
・お友達と一緒に活動する楽しさを大切にしています。
2 リトミック保育のメリット
①音楽的センスの向上
様々なリズムやテンポに合わせて体を動かすことで、リズム感や音感が自然と養われます。
②運動能力の発達
音楽に合わせてジャンプしたりスキップしたり、体全体を動かすことで、基本的な運動能力が身につきます。また、バランス感覚や柔軟性も向上し、体を上手に使えるようになります。
③集中力と判断力の育成
音楽を注意深く聴き、イメージを体で表現する活動は、集中力を高めます。また、リズムの違いを聞き分けながら動きを変えることで、判断力や思考力も鍛えられます。
④協調性と社会性の育み
友達と一緒に音楽に合わせて動いたり、グループでリズムを合わせたりする活動を通して、協調性や社会性が自然と養われます。
⑤豊かな表現力と感性
音楽を通じた感情表現や自己表現力が育ちます。自由に体を動かし、自分の感じたことを表現する中で、感性や創造性が磨かれます。
3 マミィ保育園でのリトミック活動♪
☆手遊び、わらべうた、季節の歌などで保育者と触れ合いながらスキンシップを深める
♪「むすんでひらいて」を歌おう

♪お返事「はーい!」

☆動物の真似をしたり、ピアノのリズムに合わせて歩く、止まる
♪「とんぼのめがね」のお歌に合わせて「とんぼ」になりきろう

☆楽器や布などを用いて、音の強弱やリズムを表現する。
♪トライアングルの音色を聴いてみよう

♪太鼓に触れよう

♪「きらきら星」を歌おう

♪「うみ」のお歌に乗せて波を表現しよう

♪フラフープでバスの運転手になろう

リトミック講師 馬渕 奏子(Kanako Mabuchi)先生のご紹介
鹿児島県立松陽高等学校音楽科卒業。
宮崎大学教育文化学部
生活文化課程芸術文化コース音楽(ピアノ専攻)卒業。
【現在】
奏 de Piano 主宰
宝山ホール アーティストバンク登録アーティスト
高等学校教諭一種免許状(音楽)
ヤマハ音楽能力検定 指導グレード ・ ピアノ演奏グレード取得。
PTNA 全日本ピアノ指導者協会(ピティナ) 指導会員
リトミック研究センター指導者会員
【奏 de Piano】鹿児島市中山町でピアノ教室をされています♪
4 おわりに
リトミックは子どもの心・体・社会性をバランスよく育てる活動です。
無理に教えるのではなく、楽しみながら力を伸ばしていけるのが、大きな魅力です。
園でのリトミックを通して「できた!」「楽しい!」という気持ちをたくさん味わい、
毎日の生活や学びにもつながっていきます。
私たち保育士も楽しい遊びと、成長のサポートが同時にできる大切な時間だと感じています。
音楽を通じて、少しずつ心と体が育っていく姿を、これからも一緒に見守っていきたいと思います。
ここで紹介した活動は、ご家庭でも簡単に楽しめます。
おうちでもお気に入りの音楽に合わせて、手をたたいたり、一緒に歩いたりしてみてくださいね♪